投資初心者が失敗する3つの要因|主婦が100万円失った経験から

投資初心者が失敗する3つの要因 お金が貯まる考え方

銀行の預金だけじゃ金利が低いから、投資を始めてみたい。

「投資は失ってもいい金額でやるべき」って言われるけど、毎月1万円なら投資信託や株に投資しても大丈夫かな?

投資を始めようという方にお答えします。

この記事でお伝えすること
  • 投資初心者が失敗する3つの考え方
  • 過去に投資で100万円以上失った話【体験談】
  • 投資はみんなやってる?流行っている?

この記事を書いている私は、過去に株や債権、ビジネスへの投資を経験しました。

結果は、株は約10年間でどっこいどっこい。債権はそこそこ順調。ビジネスでは大きく損しました。

現在はつみたてNISAiDecoで満足できる利益を得ています。

失敗も含めた約15年間の投資経験をもとに「投資の初心者にありがちな失敗する考え方」について解説します。

投資初心者が失敗する3つの考え方【大切なお金を失わないために】

投資初心者が失敗する3つの考え方【大切なお金を失わないために】

投資初心者が失敗する考え方は主に次の3つのパターンです。

  1. 投資で大儲けしようと考える
  2. 失くなってもいい金額で、と考える
  3. 自分を投資家と思い込む

詳しく説明しますね。

1.投資で大儲けようとすると失敗する

投資を始める年齢や家族構成、その時の資産によって違いはありますが、投資初心者が投資で儲けようとするとほぼ失敗します。

投資では、お金を徐々に増やす可能性はありますが、大きく儲けるなんてのは幻想にすぎません。

仮想通貨や株で大儲けした人が話題になることもありますが、それはほんのごく一部。

「もしかしたら自分にもチャンスですがあるかも」などと考えて行う投資は、もはや投資ではなく投機すなわちギャンブルです。

サラリーマン家庭であれば、例え家庭全体の年収が1,000万円以上であったとしても、まずは現金で確実にお金を貯めるのが基本。

子どもの教育費やローン、病気やケガなどの出費に備えて、現金での貯蓄をした上で、その残りを投資に回します。

2.「無くなってもいい金額で」と考えるのは危険

繰り返しになりますが、まずは、現金での貯蓄を優先させて、その残りから無理のない金額投資に回します。

例えば、つみたてNISAなど、比較的安全で優良な投資と言われるものであっても、その価値が大きく減ってしまう可能性があるのが「投資」です。

もしかしたら「今まで積み立てたものが半分以下になる」といった可能性もあるのです。

そんな時でも、現金である程度の貯蓄ができていたら、生活に支障はありませんよね。

だから「投資は無くなってもいい金額で」と言われたりもします。

ただ、ここで一旦立ち止まって考えてみてください。

本当に失くなってもいい金額ってどれくらいでしょう?

日常で、千円でも、いや100円でもどこかに落としてしまったとしたら嫌ですよね。

それなのに、ある日数千円〜数万円、数十万円ものお金が無くなったらどうでしょう?

いやいや、本当にゼロになることなんてめったにないよ。それにリスクの低い投資信託とか債権に投資すればいいだけだし。

もちろん、ゼロになるリスクのことばかり考えていたら投資なんてできません。

ですが「このお金は本当に半分、あるいはそれ以下になっても大丈夫なのか?」ということを常に頭に入れておくことはとても大事です。

「無くなってもいいお金」なんて存在しないのですから。

無くなってもいいお金ではなく、当面は現金で持っていなくても大丈夫なお金を投資に回しましょう。

3.自分を投資家と思い込むのは危険

例えば、少し勉強して株式投資した後、1ヶ月ほどで予想以上の利益を獲得したとします。

自分、思ってたより素質があるのかも。結構イケるじゃん。投資家に向いてるかもな〜

たとえビギナーズラックだとわかっていても、人の心、正確に言うと”脳”は興奮状態になります。

そこで、自分のことをスジのいい投資家だと勘違いしたり、さらに投資に資金をつぎ込むようになってしまうのは、特別な人に限ったことではなく誰にでも起こり得ることです。

なので、「自分は大丈夫」などと思わないで、前もって「利益が出ても冷静さを保ち、余分な資金をつぎ込むことのないよう」心に留めておくことが大事です。

過去に投資で100万円以上失った話【体験談】

過去に投資で100万円以上失った話【体験談】

この記事を書いている私は、株式投資を20年前ほど前に始めました。

当時「主婦が株で1億円設けた」なんて本も出ていましたね。

ネット上で株の売買ができる証券会社が知られるようになってきた頃だったと思います。

始めは12万円くらいのある食品会社の株式を買って、数年で数万円の利益が出ましたが、嬉しくて利益は全て使ってしまいました。

その頃、私は「楽して儲けること」ばかり考え”不労所得”に憧れていました。

そんな折、あるビジネスに出会ったのです。

そこで、持っていた株式を売り払い、現金を作ってビジネスに使いました。

その時心の中で思っていたのがこんなことです。

これは投資用のお金なのだから投資に使ってよい。

確かに、株式で持っていたのだから投資用の資金です。でもその資金は、子どもの教育費や他のことにも使えたはず。それなのに、投資用だからと自分で自分を納得させてビジネスに使ってしまいました。

結局、そのビジネスはうまくいかず、多くのお金を失うことになります。

詳しいことはプロフィールでも書いていますので、よかったらご覧ください。

今でもその頃のことを思い出して「自分はなんてバカだったんだろう」と反省するのですが、どうにもなりません。

自分で自分を洗脳するように、自分がまさか間違った方向へ進んでいるとは気づきませんでした。

投資は人の心を狂わすこともある

なので、投資用の資金といえども大切なお金です。

投資するときは、回りの信用できる人や家族に必ず相談しましょう。

身近な人に相談できないような商品やビジネスへの投資は、絶対に失敗します。

今、投資が流行っているのか?

なぜ今投資が流行っているのか?

2024年1月より、新NISAが始まりました。

ネット上で口座の開設や投資用商品の売買ができるので、今や、多くの人にとって投資は手軽で身近なものです。

つみたてNISAやiDecoといった非課税の商品に関する情報も、SNSや動画でたくさん出回っているので、ひと昔前に比べれば投資へのハードルはかなり低くなっていると感じます。

また、昨今の銀行の預金金利や円安の影響もあって、投資はもはや誰もがやって当たり前になってきました。

私も紆余曲折ありましたが、現在はつみたてNISAとiDeCoをやっています。

日本のかつての高度経済成長期であれば、貯金すればよかったのですが、今は違います。

世界の経済成長に目を向けて、少しでもいいから自分のお金をその世界経済に投資する。

新しい視点を持って投資を行っていく必要があると言えるでしょう。

このブログでは、今後iDeCoに関する記事もアップしてくので、またぜひお立ち寄りいただければと思います。

最後に、投資初心者が心得ておくべき3つのことをまとめて、本記事は終わりです。

無理のない資金から始める

長期間コツコツと

損した時より儲かった時の方が冷静さを失いやすい

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