【初心者向け】格安スマホの選び方|考えておくべき7つのポイント

  • 格安スマホを使ってみたいんだけど、どうやって選べばいいのかわからない
  • 格安スマホは何を基準に選べばいいのか知りたい
  • 安くて使いやすいおすすめの格安スマホ会社を教えて!

格安スマホ会社は20社以上あるので、選ぶのに困ります。

本記事では、特に初心者に方が格安スマホを選ぶ際に、どういった基準で選べば自分に合った格安スマホが見つかるのか?ということを解説していきます。

この記事でお伝えすること
  1. 格安スマホを賢く選ぶための7つのポイント
  2. 生活スタイルとバランスのとれた格安スマホの選び方

【初心者向け】格安スマホの選び方|考えておくべき7つのポイント

【初心者向け】格安スマホを家計と生活スタイルから選ぶ方法

「初めて格安スマホを使ってみたい」という場合、以下の7つの項目について考えておくと失敗を減らせます。

7つのポイント
  • スマホの本体(端末)を買うか・買わないか
  • 音声通話の番号(090〜など)が必要か不要か
  • 外出先でインターネットをどれだけ使うか
  • 自宅にインターネットの回線があるか
  • パソコンやインターネットを使った操作に抵抗がある
  • クレジットカードを持っていない、あるいはクレジットカード以外の決済をしたい
  • 自分一人では不安だけど、なんとかスマホを持ってみたい

順番に解説します。

スマホの本体(端末)を買うか・買わないかを決める

格安スマホを契約しようとする場合、次の3つのパターンが考えられます。

  1. 今までスマホを使ったことがない。すぐに使えるスマホが欲しい
  2. 今使っているスマホがある。本体はそのまま使い続けたいので、SIMカードだけ格安スマホに変えたい
  3. ガラケーを使いながら、ネット検索やLINEをスマホで始めてみたい

今までスマホを持ったことがない。すぐに使えるスマホが欲しい

今までスマホを使ったことがなくて、すぐに使えるスマホが欲しい場合、新規契約する格安スマホ会社で「スマホ端末とSIMカードのセット」を購入します。
(※SIMカードは、スマホ本体に装着して使う小さなカードです。そこにはその端末固有の電話番号やインターネットを使う際の識別番号が書かれています。)

今使っているスマホをそのまま使い続ける。SIMカードだけ格安スマホに変えたい

他の携帯電話会社で契約しているスマホを使っていて、引き続きそのスマホを使うのであれば、格安スマホ会社では「SIMカードのみの契約」をします。

この際、今使っている電話番号を引き続き使いたい場合は、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)で電話番号の引き継ぎを行います

MNPについては、契約している携帯電話会社のホームページ、または格安スマホ会社のホームページにわかりやすく書かれています。

現在使っているスマホ端末の機種代の残金がある場合でも、格安スマホへの乗り換えは可能です

詳しいことをこちらの記事でまとめました。↓

>>格安スマホの【3つの不便】は乗り越えられる|携帯代を安くしよう

音声通話の番号(090〜など)が必要か不要かを決める

音声通話とは、090、080、070で始まる電話番号で行う電話回線での通話のこと。

電話として使わないのであれば、データ通信のみの契約でOKです。

各会社によって差はありますが、「音声通話」よりも「データ通信のみの契約」方が、月額利用料で数百円安くなっています。

ガラケーを使いながら、ネット検索やLINEをスマホで始めてみたい

ガラケーを使いながら新しくスマホを持ちたい場合は、データ通信のみの契約がおすすめです。

ガラケーを使いながら格安スマホを持つ方法はこちらの記事で解説しています。↓

>>ガラケーを使いながら格安スマホを持つ方法【とても簡単】

ここで、一旦、格安スマホを契約するときに考える、基本の4つのパターンを以下にまとめます。

スマホ本体音声通話プランデータ通信プラン
新しいスマホ本体を買って音声通話したい必要○必要○不要×
今のスマホを使って音声通話する不要×必要○不要×
新しいスマホでデータ通信のみしたい必要○不要×必要○
今のスマホをデータ通信で使う不要×不要×必要○

外出先でインターネットをどれだけ使うか

次に、外出先でスマホを使って、どれだけデータ通信、いわゆるインターネットを使うか?ということを考えてみます。

通勤時にネットのニュースを見たり、メールやLINEなどのメッセージを確認するくらいであれば、それほど大量のデータは使いません。

1GBで送受信できるデータ容量の目安
  • Webページ(スマートフォンサイト1ページ400KBとして)=2,500ページ
  • メール(文字のみ1通10 KBとして)=10万通
  • メール(添付ファイル含めて1通1MBとして)=1,000通
  • 写真(1枚2MBとして)=500枚、写真(1枚6MBとして)=166枚
  • 音楽(1曲4MBとして)=250曲
  • YouTube(SD画質)=1時間30分~2時間、(HD画質)=30分〜1時間
3GBで送受信できるデータ容量の目安
  • Webページ(スマートフォンサイト1ページ400KBとして)=7,500ページ
  • メール(文字のみ1通10 KBとして)=30万通
  • メール(添付ファイル含めて1通1MBとして)=3,000通
  • 写真(1枚2MBとして)=1,500枚、写真(1枚6MBとして)=500枚
  • 音楽(1曲4MBとして)=750曲
  • YouTube(SD画質)=5時間、(HD画質)=1時間30分〜3時間
y.u mobileホームページより https://www.yumobile.jp/magazine/sim/detail/3gb

このように、数字であらわしてもなかなかピンと来ないかもしれませんが、少なくても1ヶ月間で3GB(ギガバイト)のデータ量があれば、不自由なく使えると思って大丈夫です。

自宅にインターネットの回線があるか

自宅に固定のインターネットの回線があってWi-Fiが使えるのであれば、スマホを使ったデータ通信の容量はそれほど多くなくても済みます。

基本的なことですが、スマホを使ったデータ通信には2種類の方法があります。

  • NTTドコモやau(KDDI)、など携帯電話会社の通信網を使った通信
  • Wi-Fi接続で行う通信
スマホの通信は2種類

スマホのトップ画面の右上にマークが表示されています。

スマホの画面の通信マーク

携帯電話を契約する場合によく言われている「データ通信量」は、携帯電話会社の通信網を使ってインターネットに接続して使われるデータ量のことです。

自宅や外出先のフリーWi-Fiなど、Wi-Fiを使った通信は含まれません。

Wi-Fiの環境がないところで、どれだけのデータ通信が必要か?ということが大事

パソコンやインターネットを使った操作に抵抗がある

格安スマホの契約は、インターネットを使ってオンラインショップで申し込むのがとても簡単です。

ですが、パソコンが苦手、インターネットもよくわからない、といった方は、実際の店舗で申し込むことも可能。

ただ、全ての実店舗のない格安スマホ会社もあるので、多少選択肢が狭まりますが、おすすめの格安スマホ会社ならほぼ実店舗がありますね。

実店舗のある主な格安スマホの会社は以下になります。

クレジットカードを持っていない・クレジットカード以外で決済したい

格安スマホの契約時の支払いや月額料金の支払いを「クレジットカード支払い」に限定されていることが一般的。

これは、会社側が料金管理の経費を安くするためであったり、オンラインショップでの申込みがメインであるため、手続きを簡素化するためです。

ですが、クレジットカード以外での支払いができる格安スマホ会社もあるので、以下にまとめます。

UQモバイル:店舗申し込みで口座振替が可能

口座振替ができるケース

店頭での申込み時(本人名義のキャッシュカードが必要)

オンラインや電話窓口でのNMP転入

  • オンラインショップ・電話窓口からMNP転入以外の契約をした場合、口座振替を選択すると自動的に申し込みがキャンセルされます。
  • 本人名義の金融機関の口座が必要。
  • ご家族名義のクレジットカード、口座からの振替を指定する場合は、UQ mobile取扱店の店頭のみで、かつご契約者と支払者の「家族である証明書」が必要。

詳細は、>>UQモバイル・お申し込みに必要なもの一覧を確認してください。

楽天モバイル:デビットカード、口座振替が可能

口座振替の注意点
  • 毎月の引き落とし時に手数料110円(税込み)が発生する
  • 楽天ポイントを支払いに当てることはできない
  • 口座振替できるのは、月額料金と各種手数料のみ。製品代金は口座振替での支払いができない

詳細は、>>楽天モバイルお支払い方法のページをご覧ください。

OCN モバイル ONE:カスタマーズフロントに事前連絡が必要

口座振替の注意点
  • 事前にカスタマーズフロントへの連絡が必要
  • 実際に使えるようになるまで、時間がかかる

詳細は>>ONEモバイルONE・よくあるご質問をご覧ください。

BIGLOBE(ビッグローブ)モバイルでは、データ通信専用SIMでの契約のみ、口座振替が可能です。BIGLOBEモバイル

自分一人では不安だけど、なんとかスマホを持ってみたい

実店舗へ出向いて相談する

最近は、街の中やショッピングモール、家電量販店の中にも格安スマホの店舗が増えています。

「ネット上だけでは、どうしても不安…」という方は、お店へ行って、店員さんと一緒に選ぶと安心できますね。

ただし、混雑や待ち時間を少なくするために、必ず事前に電話かメールで来店予約を行いましょう

家族などの身近な人に頼る

かなり不安な人
かなり不安な人

いや〜もうホントに自分ひとりでは無理!

どうしても自分ひとりではできないなら、家族や親しい友人で格安スマホを使っている人に頼ってしまいましょう。

ただし、契約などの作業をそばで見て、少しでも学ぶことを心がけてください。

生活必需品となったスマホを安く使えることは、現代における1つのスキルです。

これからの時代を生き抜くために必要な知識を、身につけておいて損はありません。

生活スタイルとバランスのとれた格安スマホの選び方

生活スタイルを考えた格安スマホの選び方

月額2,000円以下を目指そう

2021年の春より、NTTドコモなどのキャリア(大手携帯電話会社)のサブブランドで、月々2980円のスマホプランが始まります。

安さ優先の人
安さ優先の人

うーん、2,980円でも高いと感じるよ。

ガラケーを使ってた時のように月々2,000円円以下で使いたい。

この記事を書いている私も、4年前に楽天モバイルを使い始めた頃の月額利用料金は約1,300円

現在は月額1,700円ほどですが、特に不自由は感じていません。

よほどのヘビーユーザーや機種に特別なこだわりがなければ、スマホ代は月額2,000円以下に押さえられます。

特に、家計のことを考えて固定費を削るのであれば、今や格安スマホは必須です

月額2,000円以下で使える格安スマホをこちらの記事でまとめています。↓

>>月額2,000円以下で使える格安スマホ5選【実店舗もあり】

ヘビーユーザーでなければ3GB(ギガバイト)/月で十分という話

上の項目でも書きましたが、「自分はかなりのヘビーユーザー」と自覚していない限り、ひと月あたりのデータ通信量は3GB(ギガバイト)でも十分快適に使えます。

また、3GBを使い切ったからといって、即座に通信が一切できなくなることはありません。

格安スマホの会社によって異なりますが、通信速度は200〜300kbpsと、通常に比べると50分の1くらいに遅くなりますが通信は可能です。

メールやLINEでのテキストのやり取り、簡易なサイトの閲覧であれば問題ない程度。

なので、最初からデータ通信量にこだわりすぎる必要はなく、3GBであれば十分に使える容量だと思って大丈夫。

【初心者向けの格安スマホ選び方】まとめ

月のデータ容量=3GB(ギガバイト)前後のプランを選ぶ

月額利用料金が2,000円くらいまでのプランを選ぶ

携帯代が家計を圧迫する時代はもう終わりました。

自分の生活スタイルに合わせて、スマホ会社を選ぶ時代です。

ぜひ、この記事を参考に、格安スマホを選ぶお手伝いができたのなら幸いです。

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